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2016年11月11日 日本代表対オマーン代表

2016/11/14(月)

キリンチャレンジカップ2016
2016/11/11(金) 19:20 茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム
日本代表 4-0(2-0)オマーン代表

清武の充実ぶりが目立ち、攻めは彼を中心に展開された。前半の2得点は大迫が32分、42分に決めたものだが、1点目は左サイドからのクロスをゴール正面でヘディング。2点目は清武からのグラウンダーの縦パスを受けて決めた。

1点目の攻撃は、30分の右サイドからのクロスを大迫がトラップシュートしたところからはじまり、その第2波で清武がペナルティエリア左外から右足でクロスを送り、大迫がヘディングした。ボールの落下点には大迫の背後に本田も入っていた。

それまでの日本の右・左からの攻めで相手の5人の守りが崩れて、ノーマークになってゆく過程をスローで見直すと、とても面白かった。

2点目は右からつないで、ペナルティエリアの外を左へ動かしたボールを清武が相手DFラインの裏へスルーパスを通し、大迫が左から右にボールを持ち替えて、右足のサイドキックで左ポスト際へ決めた。密集防御地域のペナルティエリアいっぱいでの縦パスのつなぎと、相手の守りに大きなスキ(スペース)をつくった展開は見事だった。

こうした攻撃ができるようになってきたのが、従来からの同じ顔ぶれのチームでなく、試合ごとにメンバーを入れ替え、若い選手の成長とあわせて、チームが出来上がっているところに、今の日本代表の楽しさがあり、監督さんの苦心があるのだろう。

この日は代表チームのキャプテン長谷部を休ませ、MFは山口蛍と永木とした。攻撃のMFは右から本田、清武、齋藤、トップに大迫を配したスターティングメンバーの攻撃陣は、右の酒井宏樹、左の酒井高徳の攻め上がり(特に右サイド)を引き出し、サイドからの攻めも多く、前後半を通じて20本以上のシュートチャンスをつくった。

前回のオーストラリア戦では原口がゴールを決め、今回は大迫が目立つことになった。新しく起用される選手が、ここしばらくの日本サッカーの個人力上昇を背景に、ドリブル力があるのを見ると、かつての個人キープの少なかった日本代表を知る者には楽しいことだ。

メンバーを入れ替えつつ、チーム全体の攻撃力アップを図ってきた効果が4-0のスコアになったと言えるだろう。

もちろん、フレンドリーマッチであって、タイトルマッチではない。遠征してきたオマーンの代表にとっては、日本の秋のナイトゲームは気候的に楽ではなかったはず。そうした条件を考えると、4-0と言っても、手放しでよろこぶわけにもゆかないが、まずは日本代表の積み重ねと上達を知った今度のキリンチャレンジカップの値打ちはあったと見たい。

選手たちがこうした試合経験を足場に、サウジアラビア戦への準備をさらに積んでくれることを期待している。

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