« 2015年6月11日 日本代表 対イラク代表(続) | トップページ | 2016年6月3日 日本代表 対ブルガリア代表(下) »

2016年6月3日 日本代表 対ブルガリア代表(上)

2016/06/04(土)

キリンカップ2016
2016年6月3日 愛知/豊田スタジアム
日本代表 7(4-0、3-2)2 ブルガリア

岡崎の先制ゴールにレスターでの進歩を見る

――久しぶりのキリンカップは、まず日本の1勝、それも東欧のブルガリアを相手に7-2という驚くべき大勝となった

賀川:CDFに吉田と森重。右サイドが酒井宏樹、左サイドが長友という4人のDFの前に長谷部と柏木をボランチ、小林悠を右サイド、中央に香川、左に清武の第2列。トップは岡崎だった。レギュラーの常連、本田圭佑が負傷で欠場したが、ほぼベストメンバーに近い先発。チームは巧みなサイド攻撃で前半のうちに4-0とした。

――1点目は相手DFラインの裏へ走った岡崎が決め、2点目は27分に長友の左からのクロスを香川がジャンプヘッドで決め、3点目は右サイドからのグラウンダーのパスを香川、その3分後に右CKの後、長谷部の後方からの長いクロスを左ポストぎわで森重が折り返し、中央にいた吉田がヘディングでゴールした。

賀川:チーム全体にボールを早めに動かそうという意図が感じられた。中距離のパスが多く、また反対側のサイドに振る長いパスもあった。

――日本の早いパス攻撃にブルガリア側はとまどったようでした

賀川:なにしろ1点目のゴールが4分30秒だったからね。早い先制ゴールで日本は気分的にも楽になっただろう。

――形としては相手守備ラインの裏へ岡崎が飛び出した。オフサイドかというぐらい早いタイミングの動きで、柏木からのクロスをヘディングしたときはノーマークだった

賀川:この攻撃の始まりは、3分24秒に長谷部が右コーナーへロングボールを送り、それを追ってボールを取り、そこからバックパスが出て、ボールがエリア右外角近くへ戻ってきた。

――そのバックパスを受けた柏木にブルガリアのランゲロフが奪いに来た。柏木は戻り気味にターンしつつ、ゴール前を狙う岡崎の気配を感じていた

賀川:岡崎がエリア中央部を左から斜めに出ようとするのに合わせて、柏木はパスを送った。ゴールはゴール正面へ。CDFテルジエフの背後から現れた岡崎をブルガリア側はマークできず、ゴールキーパーとの競り合いもなくヘディングを決めた。

――ボールに近いところに小林も来ていました

賀川:柏木と岡崎のパスのやり取りだが、そういう小林の動きも相手へのけん制になっていたでしょう。

――サイド攻撃でも、右サイドでのバックパスの後のクロスですから、ちょっと意表をつきましたね。そういう全体の流れを見て、相手DFラインの裏へ走りこんだところが岡崎ですね。

賀川:試合後の談話で「飛び出すのが早すぎてオフサイドかなと思ったが、そうでなかった」と言っています。かつての日本の大ストライカー釜本さんとの話でも「裏を取る時はオフサイドとは紙一重ですよ」ということだった。

――今年の岡崎はプレミアリーグ優勝チームのストライカーとして注目されていますが、その一端を見せましたね。

賀川:そう。彼は滝川第二高校以来、「ゴールを狙う」のを生きがいに進歩してきたプレーヤーです。彼の守備での貢献なども高く評価されていますが、このゴールを見れば、やはり一瞬をとらえるストライカーの本領が見えましたね。

固定リンク | フル代表 | コメント (0) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222697/63729000

この記事へのトラックバック一覧です: 2016年6月3日 日本代表 対ブルガリア代表(上):

コメント

コメントを書く