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2014年11月18日 日本代表 対オーストラリア代表(下)

2014/11/21(金)

――2点目もCKからでした

賀川:その前に一言付け加えたいのは、今野が遠藤と代わってうまくいったからといって、今野と遠藤を比べて云々するのではありません。今の日本には、今野、長谷部、遠藤というそれぞれ特色を持ったすばらしい3人のベテランMFがいるということを強調しておきます。

――後半23分に今度は岡崎慎司のゴールで2-0となりました。

賀川:1-0となってオーストラリアは少し気落ちした感じになった。前半飛ばした疲れも出てきたかもしれない。日本が攻めこんだ後のセカンドボールを取れいるようになった。21分には本田がハーフウェイライン手前で相手ボールを奪い、前を走る岡崎にパスを出して、岡崎がドリブルしノーマークでシュートした。GKライアンに防がれたが…

――惜しい場面でした。しかし、この後の左CKが得点を生みます

賀川:岡崎の長い突進の後のシュートが入らなかったのは惜しいが、この時パスを出した本多、後方から右前方へ駆け抜けたすばらしいダッシュを見て、彼らの士気の高さに感心したんです。

――左CKは本田が蹴りました。今度はニアポストでした。吉田が飛び込んだが、彼と相手の2人の間を抜けてボールはゴール前に落ち、そのままペナルティエリアの右外へ転がった。先にボールへ行ったのが森重でした。

賀川:左CKの時、今度は彼はファーサイドにいた。ボールに追いついてゴールの方を向くまでに余裕があった。オーストラリア側がゴール前に固まってしまい、またボールへの寄せも遅かった。森重は前方から来る長身のウィルキンソンにキックフェイントを交えたドリブルで仕掛け、浅く切り返してその股下を抜いて、内へ持ち込んだ。

――森重、やるなぁという場面!

賀川:そのままエリアまで直進し、ウィルキンソンの前を横切ってゴールライン手前4メートルで中へパス(グラウンダーの短いクロス)。ボールは迎えうちに来たDFの足間を抜けてゴールエリアへ。

――そのゴールエリア右ポスト前、4メートルに岡崎がいました

賀川:岡崎はセインズブリーにマークされていたが、自分の後方へきたボールを右足を伸ばしてヒールキックで方向を変えた。ゴールキーパーは右手を伸ばしたが届かずゴール中央に飛び込んだ。

――クリスティアーノ・ロナウドも時々見せる両足間のヒールキックですね。

賀川:少し後ろ目に来たボールを右足を大きく開いてヒールに当てるのだが、この場合は少し強めだったのだろう、ボールが浮いた分GKライアンには難しかった。

――不器用とひたむきさが売り物の岡崎のヒールキックに拍手喝采でした。

賀川:本人は気持ちで押し込んだと言っていたが、同じヒールシュートでも彼らしい“気”のこもったものでしょうね。記者席からは赤い靴を履いた森重のドリブルが見事だったのと、やはり赤い靴の岡崎の瞬間の動きがとても印象的でした。

――直前のドリブルシュートは逃したが、そこで生まれたCKからのチャンスをものにしました。岡崎はこれで代表でのゴールが40点。釜本邦茂、三浦知良に次ぐ、歴代第3位になるはずです。

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