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5月24日 日本代表 vs 韓国代表(下)

2010/05/28(金)

キリンチャレンジカップ2010
5月24日19時20分キックオフ(埼玉・埼玉スタジアム2002)
日本代表 0(0-1、0-1)2 韓国代表
 得点 韓国:パク・チソン(6)パク・チュヨン(90'+1)


――パク・チソンの先制ゴールはさすが、マンチェスター・ユナイテッドのレギュラーという感じでしたね。

賀川:日本側はパスで崩されたのではなく、中盤でのヘディングの応酬のあとボールを拾われ、そこから突破された――いわば突発的なゴールと考えているようだが、そういうゴールを取れる選手が韓国にはいる、ということでしょう。
 パク・チソンがボールを取ったとき、長谷部誠が奪いに行ったが、パクが粘り勝ちして自分のものにした。ビデオを見直すと、腰を低く下げ、いかにもアジア人というスタイルのボールキープで粘った。そのあとドリブル発進したのだが、彼は自分の右手側から体を入れようとする今野泰幸を右手で押えて排除し、ゴールへドリブルして右足でしっかり蹴っている。やはりいいプレーヤーですヨ。
 韓国のサポーターはもちろん喜んだことだろうが、日本のサッカー好きにとっても、パク・チソンのこのゴールは国内で見る好プレーの一つだと思う。

――大久保嘉人が頑張りました。

賀川:彼は、こういう緊迫の試合にはしっかりプレーするタイプ。それだけに、前半21分のシュート――ペナルティエリア外やや左寄りからのシュート――を決めてほしかったネ。あの位置からのシュートなら、サッカーのプロを志すプロにはシュートの型が決まっているハズですよ。惜しいけれど、彼ほどの選手なら決めてほしいものです。

――岡崎慎司はほとんど出番なし。本田圭佑も良くありませんでした。

賀川:本田の場合は、ちょっと気合が入りすぎていたのかも知れない。固い感じだった。いろいろな話題を持つ人だが、決して生まれつき特別に図々しいというタイプじゃないからネ……。
 岡崎の場合は、中村俊輔からいいボールが出なかったのは大きい。前を向いて飛び出すのを得意とする選手だが、それだけでゆけるかどうかだろう。特に、第2列からのバックアップがなければネ。

――長友佑都とパク・チソンの「ボールをめぐる戦い」は沸かせましたね。

賀川:長友はパクを相手によく戦った。彼が奪ったボールをパクが長い距離を走って奪い返したときは、長友贔屓(びいき)の私でも拍手しましたヨ。

――日本はこの完敗劇をどう生かすかですね。

賀川:岡田監督が試合後に、1年間に二度も韓国代表に敗れた――ということで、犬飼会長に「このまま監督を続けていいのですか」と尋ねた、いわば進退伺いをした。犬飼会長は「続けてやれ」と言ったということだが、このことを記者会見の席上でメディアに語ったものだから、スポーツ紙の多くは岡田進退問題を大きく取り上げた。

――ちょっと軽率だったという意見もありました。

賀川:どうせ記者会見で、メディアの方から進退問題を聞いてくる。それなら先に言っておこうということだろうが、自分から言い出さなくても良かっただろうネ。「自信を無くしたのか」「敵前逃亡」などとも言われた。そうしたことより、これから2週間で選手たちのコンディションを整えることだ。チーム全体の調子を上げることが大切だろう。
 2006年は大会前のドイツとの試合までは良かったが、日本代表の本番での試合が始まると思いのほか体調の優れない選手がいた。今回は20日前に一部の選手の故障が明らかになったのだから、前大会よりは条件は悪くない。しかし、次の試合で調子の悪いベテランを休ませ、回復させて本番に出場させるのか、あるいは休ませるのか、非常に難しいところですヨ……。


【了】


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