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【Preview】4月7日 日本代表 vs セルビア代表(上)

2010/03/30(火)

キリンチャレンジカップ2010
4月7日19時20分キックオフ(大阪・長居スタジアム)
日本代表 対 セルビア代表

――対セルビアの日本代表メンバーが3月29日に発表されました。会場へは行かれたのですか?

賀川:久しぶりに岡田武史監督の顔を見たいので上京する予定だったのだが、急用ができてゆけなかった。まあ、4月7日には大阪・長居でも会えるわけだから……。

――今回はヨーロッパ組は呼んでいませんね。

賀川:各チームとも、ヨーロッパはいまシーズンの追い込み期だからね。今回はフランスにいる松井、ドイツの長谷部ロシア本田、イタリアの森本たちへの招集はなく国内選手ばかりだ。

――といってもいまは、中村俊輔(横浜FM)と稲本潤一(川崎F)という、これまでの欧州組が日本に帰っています。

賀川:いつも言っているように、中村俊輔と遠藤保仁の二人が揃って出場することでチームの柱はできるだろう。

――俊輔の体調を、前から心配されていましたね。

賀川:32歳の中村だけでなく30歳の遠藤もですヨ。彼らだけでなく中澤佑二も32歳。年齢が高くなったうえに試合が多く、小さなケガでもあとで大きく響くことになりやすい。各チームのフィジカルトレーナーや代表のコーチングスタッフが体調管理に充分目を向けてほしいネ。2006年のジーコ監督のときは、本番になって調子が下降してしまったから。

――若いDFの栗原勇蔵(横浜FM)やFWの永井謙佑(福岡大)も呼ばれました。

賀川:栗原は184センチと長身で、マリノスで中澤とともにDFとして働いている。中村俊輔のクロスをヘディングしてJリーグで得点もしている(3月20日、川崎戦)。鹿島に岩政大樹という長身のいいDFがいるが、監督は栗原も試したいのだろうね。
 山瀬功治(横浜FM)も興梠慎三(鹿島)も石川直宏(F東京)も、攻撃プレーヤーとして少しずつ違うが、速さが魅力。長いあいだケガでリーグも代表も休んでいた石川がどうか――というのは誰もが考えるところだろう。

――矢野貴章以外は大型がいませんね、FWに。永井が177センチですが……。

賀川:不勉強でこの選手のことはよく知らない。長居では試合に出なくとも練習だけでも見てみたいネ。

――賀川さんはFWを見るとき、まず何を重点にするのですか?

賀川:もちろん全体にゴールの能力があるかですよ。ただし、それには基礎となる技術や体の強さ、速さなどもある。何といってもボールを蹴る能力、そして相手との対応力です。

――若い選手が右足だけ、左足だけでなく右も左も蹴れるかどうかを、賀川さんはいつも指摘されます。

賀川:とても大事なことですヨ。もちろん、相手と競り合いながらの高速プレーとなれば、利き足を使うことになるだろうが、点を取るためのシュートというのは時にピンポイントのキックもあれば、やや“おおまか”に「あの辺へ蹴っておけ」という場合――それでも蹴らないよりマシなこと――もある。

――そういう、しっかりした基礎がないと、いいストライカーにはなれない。

賀川:まあ、そうでしょうね。ただし僕は、ストライカーが全てと言っているのではないんですヨ。


【つづく】


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