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2月2日 日本代表 vs ベネズエラ代表(下)

2010/02/04(木)

ベネズエラのプレッシングに押され不満足な試合
それでも休養明けに小笠原、平山たち新戦力を試すことができた
走る原点に返って東アジアのライバルに勝つこと



キリンチャレンジカップ2010
2月2日(大分・九州石油ドーム)19:13
日本代表 0(0-0 0-0)0 ベネズエラ代表

*両チームのメンバーはこちら

――小笠原満男はどうでした?

賀川:彼らしくプレーしていた。シュートも2本あった。もともとこの選手はパスもうまいがゴール近くに現れたときに、ボールを止めて蹴るという技術がしっかりしている。だから落ち着いてシュートへ持ってゆくという点で岡田監督は前の方でプレーさせたいと考えているのだろう。1本目の右足でゴールキーパーの右へ(キッカーから見て)蹴ったシュートは、もう少しコースが上だったらゴールになったかもしれない。

――平山相太は後半に出場しました。

賀川:東アジア選手権でも使うつもりなのだろうネ。彼はかなり長い間、まわり道をしていた感があって、昨シーズンにJ1リーグに出場するようになってから少し意欲的になったようだ。城福監督のおかげだろうが、大事な成長期に必ずしもしっかり蓄積したかどうか分からないから、少し調子が上がってきたいま、どしどし代表でプレーし調子を上げつつ、技と体力、走力をつけることだろうね。
 長身でヘディングが強いといっても、40年前の大型FW釜本邦茂に比べてもヘディングが上手だとはいえない。ただ、いまは自分でゆけると思いノッているようだから、いまの日本では珍しい大型FWをステップアップさせるチャンスだろうね。

――もちろん、他にもFWはいますが

賀川:小型のストライカーはそれ自体が一つの特色だから、大型ばかりを求める必要はないが、テンポの変化ということもあり、攻撃陣は多様な素材があっていい。

――これからの3試合をどう見るのですか

賀川:中国は身体の大きさが一つの特色。激しくくることもあり、ファウルも少なくない。駆け引きもうまいから、体の接触のあとの挑発に乗らないよう冷静な試合運びを身につけるのに良い相手だ。
 香港は日本のことをよく知っていて、厚く守ればどの程度持ちこたえられるかを考えてくるだろう。そういう相手から点を取ることもできなければなるまい。
 韓国は永年の好敵手で、伝統的にもっとも日本のことをよく知っていて、中盤でプレスをかけにくるのか、ロングボールでくるのか。日本の嫌なこともやれるチームですヨ。
 こういうそれぞれの相手国を乗り越えて優勝することは、チームの自信につながるでしょう。

――初戦で0-0という結果になりましたが、まあ良いクスリだと思って、東アジア勢を相手にいい試合をして勝ってほしいものですね。

賀川:サッカーはうまくゆかないときはまず走ることだと私は思っている。ベネズエラのおかげで、選手たちも目が覚めたことだろう。日本の選手たちは体調を上げて、走ることで組織力も個人力も増すことが多い。初戦の不満足試合を糧に、今度はいい試合をしてくれるだろうと思っていますヨ。


【了】

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