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2010年1月

【Preview】2月2日 日本代表 vs ベネズエラ代表(下)

2010/01/22(金)

――平山相太は復活……いや、初めてのA代表参加ですね。

賀川:私は、彼はもっと早くA代表に入っているべき選手だと思っていたが、Jでは実績がなく、ずいぶん遠まわりをしてきた。

――このサイトでもブログ(片言隻句)でも、何度も語ってこられましたね。それでも、イエメン戦での3ゴールがモノを言いました。

賀川:ストライカーは、何といっても実績だからネ。私が今でも釜本邦茂を例に挙げると多くの人は「今さら釜本でもあるまい」と言うが、歴代日本代表の通算最高得点、それもAマッチだけでなく当時の日本代表に比べて実力の上のアーセナル(イングランド)ボルシア・MG(ドイツ)パルメイラス(ブラジル)といった一流プロチームを相手にしてのゴールを含めてのゴール数を見れば、誰も納得ということになる。
 平山の今度のイエメン戦でのゴールは、彼にも日本サッカーにも岡田監督にも、とてもいいきっかけとなったと思う。

――テレビ放送があればよかったのに。

賀川:そう、平山といえば、昨年秋はFC東京で出番をもらって懸命にプレーする姿をテレビで見ていた。ただし、背を丸めてトコトコ走る姿勢に、高校を出てからの大切な成長期を日本のコーチ達や彼自身はどういう過ごし方をしたのか、寂しく思っていたものですヨ。
 それでも、彼のように才能を持つ大型FWが、調子がよければ代表に入れますよ――という岡田監督の意思表示には大賛成。日本人は小型が多いから敏捷性を生かすというテーマはいいけれど、大型でいいストライカーがいれば役に立つものだ。

――体格も含めて、日本人にはストライカーの資質がないという評論家も多い。

賀川:まあ、その話は別として、平山にはこれをきっかけに上昇してほしい。実際は大切な期間を空白にしておいたから、これから一段上にあがるのは大変だと思うけれど、せっかくの素材が、ともかく24歳までサッカーを続けたのだから、満25歳になる6月のW杯にはぜひ出られるように頑張ってほしい。
 たとえ出られなくても、ここしばらくの努力は将来決して無駄にはならないと思うヨ。ヨーロッパのスーパースター、ウェイン・ルーニークリスチアーノ・ロナウドも同じ1985年生まれだからね。もっと平山自身も、周囲も、彼の資質を大切に思ってほしい。


【了】

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【Preview】2月2日 日本代表 vs ベネズエラ代表(上)

2010/01/19(火)

さあ、日本代表2010冬の陣


キリンチャレンジカップ2010
2月2日19時10分キックオフ(大分・九州石油ドーム)
日本代表 対 ベネズエラ代表



――キリンチャレンジカップ2010、日本代表対ベネズエラ代表(2月2日19時10分、大分・九州石油ドーム)の日本代表メンバーが発表されました。このあと東アジア選手権大会(2月6日-14日、東京)の試合が3試合あるので、キリンチャレンジカップに始まる2月2日から14日までの4試合は6月のFIFAワールドカップ(W杯)に向かってのとても重要なシリーズになりますね。

賀川:Jリーグの2010シーズンが3月6日にスタートする。各クラブにとっても、この2月は大切なトレーニングの時期だが、日本代表にとっても1月25日から2月2日まで9日間、指宿(いぶすき/鹿児島県)で代表候補を集めて練習できるのはとてもいいことだ。そしてその後も対中国(6日、味スタ)対香港(11日、国立)対韓国(14日、国立)と試合が続くので、国内組の候補たちはずっと一緒にいることになる。

――発表されたメンバーはこれまでのお馴染みの顔ぶれですが、DFの村松大輔(湘南)が私たちには新しい名前です。また、大分から名古屋に移ったMF金崎夢生や、セレッソの香川真司も入りました。しかし何といっても注目は大物の小笠原満男(鹿島)の代表への返り咲きと、長身FW平山相太でしょう。

賀川:GK3人、DF9人、MF8人、FW5人がまず発表され、そのあとでフランスから日本に戻ってくる稲本潤一(川崎)が追加され、合計26人の名が挙がった。
 小笠原については実績のあるプレーヤーで、Jリーグ3年連続優勝チームのキャプテンという看板もある。彼のような選手を代表に入れ、今のチームの強化になるかどうかを見るのには、この時期だと考えていたようだ。

――一度やってみて、チームに合わないから次のチャンス――というような選手ではないということ?

賀川:チームの考え方もどうやら共通になってきた現段階の代表に、小笠原といういい個性がどういう働きでチームのプラスになるかを知りたい。実力はある程度分かっている。性格も、代表の仲間にもよく知られている。

――それが、今まで代表に呼ばれなかったのは……

賀川:彼の働き場所がどこにあるか、周囲との組み合わせはどうか、ということだろうね。そして、もっと早い時期に入れて難しいことになった場合は、本人にとっても日本サッカーにとってもプラスにならない。

――岡田監督は、そういうことまで考えるのですかね?

賀川:うん。物事をしっかり考え、そして今どうするかを決めているのだろう。だから、今回が小笠原を呼ぶ最後のチャンスと見たのだろう。

――中盤のプレーヤーはいっぱいいるでしょう、日本代表は。

賀川:そうだね。小笠原は相手の攻めの芽をつぶして、そのボールをこちらの攻撃に転向するのがうまい選手で、鹿島でもボランチ役で成功している。そこから出ていって点を取ることもできる。

――発表されたときの記者会見で、岡田監督は攻撃的MFで使ってみたいと言ったそうですね。

賀川:ボクも聞きましたヨ。ボールを受ける前を含めた視野の広さ、ボールを持ったときの落ち着き、パスに移る早さなどが、いわゆるプレーメーカー役としても生きるとみているのだろうね。

――ここには、中村俊輔というこれまでの大黒柱もいる。そこに新たに小笠原が加われるかなぁ…

賀川:俊輔のいないチームで、彼がどんなふうに働くかも楽しみだ。
 一般論でゆくと、今のサッカーのやり方で、今の日本人選手がヨーロッパのビッグリーグでプレーメーカー役として活躍するのは非常に難しい。相手のマークやプレスが厳しいから、技術だけでなく体の強さやリーチの問題もある。中田英寿でさえ、セリエAのペルージャではともかく、ローマというクラスになると(スター選手がいたこともあって)このポジションを好きでありながら、実際にはそこで使ってもらえなかった。
 小笠原も海外での経験の上で、鹿島に戻ってもう一つ後ろのポジションでチーム全体を動かすことに成功したのだが、日本代表というチームは海外のトップリーグのチームではなく、また別のカラー、別の性格、別の力を備えたチームだから、小笠原がその気になれば――と私はある種の期待を持っている。


【つづく】

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【Member追加招集】2月2日 日本代表 vs ベネズエラ代表

2010/01/15(金)

 日本サッカー協会は15日、キリンチャレンジカップのベネズエラ戦(2月2日・九州石油ドーム)に臨む日本代表に、川崎加入が決まったMF稲本潤一を追加招集すると発表した。
 これでメンバーは計26人。稲本は21日から川崎の合宿に入るが、その後25日には鹿児島・指宿での代表合宿に移動する。

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【Member】2月2日 日本代表 vs ベネズエラ代表

2010/01/13(水)

ベネズエラ戦に25選手招集、小笠原が復帰


日本サッカー協会(JFA)は13日、来月2日のキリンチャレンジカップ、対ベネズエラ戦(九州石油ドーム)に向けた代表メンバーを発表した。

国内組のみの招集となった今回、岡田監督は昨季JリーグMVPのMF小笠原を選出。06年ドイツW杯以来、3年7ヶ月ぶりの復帰のチャンスを与えた。
このほか、若手主体のイエメン戦(6日、3-2)のメンバーからは、この試合3得点のFW平山と、負傷のため遠征を途中離脱したDF村松が選ばれている。

チームは25日から鹿児島・指宿で合宿に入り、2日にベネズエラと対戦。その後メンバーは東アジア選手権に向け23人に絞られる。

メンバーは以下のとおり。

【GK】
楢崎正剛(名古屋)川島永嗣(川崎)西川周作(広島)

【DF】
中澤佑二(横浜M)田中マルクス闘莉王(名古屋)駒野友一(磐田)
岩政大樹、内田篤人(以上鹿島)
今野泰幸、徳永悠平、長友佑都(以上FC東京)村松大輔(湘南)

【MF】
小笠原満男(鹿島)遠藤保仁(G大阪)中村憲剛(川崎)石川直宏(FC東京)
阿部勇樹(浦和)大久保嘉人(神戸)金崎夢生(名古屋)香川真司(C大阪)

【FW】
玉田圭司(名古屋)佐藤寿人(広島)平山相太(FC東京)
岡崎慎司(清水)興梠慎三(鹿島)


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