【Preview2】5月27~31日 日本代表 vs チリ、ベルギー代表(2)
本番を控え、好敵手とのドレスリハーサル
勝ちへの意欲を高め、調子を整え上げてゆくチャンス(中)
■Jとは違った個々の強さを再体験
賀川:両チームがどういう選手でどんな考えでキリンカップにやってくるのかは詳しくは分からないが、チリの代表もベルギーの代表も、まず個々の力が相当しっかりしている。そして、といって、クリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド、ポルトガル)といった世界のトップクラスというわけじゃない。先に、“恰好”と言ったのは、ちょうど良い相手ということ。個々の強さはあるが、とても敵わないというクラスではないハズだから、日本代表にとって、1対1の競り合いにはじまり、基本コンセプトの攻から守への切り替えの早さ、組織的な囲い込み――といった代表レベルのプレーをこの2試合で確認してできるようにしたいだろう。もちろん、試合中に実行し、勝負に勝たなければならない。
――ドレスリハーサルといっても、練習ではありませんからね。
賀川:選手たちは負けるのが嫌いだから、勝つためにいいプレーが生まれるのだからね。観客やメディアも高いレベルのパフォーマンスを期待する。ただし、うまくゆかなくても、金切り声で悲鳴を上げる必要もないけれど……
――得点力不足の解消はどうでしょう
賀川:ゴールを奪う能力を選手たちがどれだけ伸ばしたかどうか。リーグで伸ばした者もいるが……代表のやり方で、自らのチームとはまた違ったヒントを掴んだりすることもあるのだがネ。
中村俊輔、遠藤保仁らの体調や、両サイド、2DF、そしてFW、いま一人ひとりの顔を浮かべ、そうしたメンバーがまず長居でいいコンディションの試合を見せてくれることを願いたいネ。もちろん、コンディションが悪ければ、本番までに回復すればいいのだから――。繰り返すようだが、今の日本代表のサポート力は、そういう点でも安心できるレベルにいるハズだから。
――2006年のドイツでは苦い経験をしましたからね。
賀川:そういう一つひとつの積み重ねが、日本サッカー全体の力になっている。このキリンカップやキリンチャレンジカップという催しも、代表が本番前に試合をすることでケガを心配する声もあるけれど、サッカーファンにとっても、選手たちにも、こういう形で各国代表と試合できるのは大事なことだと思う。
【つづく】
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