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【Preview2】5月27~31日 日本代表 vs チリ、ベルギー代表(3)

2009/05/27(水)

本番を控え、好敵手とのドレスリハーサル
勝ちへの意欲を高め、調子を整え上げてゆくチャンス(下)



■キリンカップ、30年の歴史の意味

――そういえば、キリンカップも1978年のジャパンカップからもう30年になりますね。

賀川:78年5月に日本代表と日本選抜、それにタイ代表、韓国代表とアジアの3ヶ国代表と日本選抜、それにイングランドのコベントリー・シティ、ブラジルのパルメイラス、西ドイツのボルシア・メンヒェングラッドバッハ1FCケルンと、欧州南米のクラブチームの合計8チームが出場した。

――すごい顔ぶれですね。

賀川:日本代表の強化だけでなく、アジアの各国代表の刺激のもなって欲しいという考えもあった。4チームずつの予選リーグの各組上位2チームが準決勝、決勝へと進んだ。
 グループ1からコベントリーとケルン。グループ2からボルシアMGとパルメイラスが勝ち上がり、決勝はボルシアMGとパルメイラスが1-1でともに1位となった。欧州南米のプロの前に、アマチュアだったアジアのナショナルチームは勝てなかった――というわけだ。


■車範根もアントニーニョもバティも西野監督も

――当時の日本代表は?

賀川:77年に釜本邦茂が代表チームから引退していた。いま、ガンバの監督の西野朗がMFにいた。FWには金田喜稔(テレビ解説者)が左サイドにいたが、この年は78年W杯の年で、私には初めての南米行きだったから、大会前にブラジルの様子を見ておこうと5月23日に日本を出たものだから、5月20日にスタートしたこの第1回はほとんど見ていない。次の第2回大会には、イングランドのトットナム、スコットランドのダンディー・ユナイテッド、イタリアのフィオレンティーナ、アルゼンチンのサンロレンソといったクラブがやってきた。日本代表と日本選抜、インドネシア代表、ビルマ(現・ミャンマー)代表のアジア勢が欧州南米のプロと戦った。
 サンロレンソはカルロス・ビラルドさん(86年W杯優勝監督)が監督だった。フィオレンティーナには有名なアントニーニョがいた。もったいないことに、彼は退場処分となって、次の試合も出場できなかった。
 トットナムが優勝した。71年にトットナムが来日したときは、アプレンティス上がりで初々しかったスティーブ・ぺリマンが今度はチームの中心になっていた。彼は後にJリーグの清水の監督にもなったネ。

――トットナムには、アルゼンチンのアルディレスがいましたね。

賀川:78年W杯の後に、ビジャとアルディレスが移ってきて、当時はアルゼンチンからイングランドへ――というので大きな話題になった。アルディレスはこの大会でも活躍したし、ゴールもした。彼は日本でも有名人。Jの監督もしたネ。

――キリンカップワールドサッカーと80年に名が変わり、88年にキリンカップ・サッカーとなり、1992年から今の形になりました。

賀川:アルゼンチン代表、ウェールズ代表と日本代表の3チーム。もう日本代表もプロフェッショナルだった。そう、このときのアルゼンチンにはバティストゥータがいて、結局、彼の得点でアルゼンチンが2勝して優勝した。

――10年ひと昔と日本ではいいますが、30年といえば歴史ですね。

賀川:いまの形となった92年からでも18年ですよ。日本サッカーがいまのようになるのにどれだけ多くの人たちの世話になったか、どれだけ多くの人がかかわったかを改めて思うね。
 私が韓国の大スター、車範根(チャ・ブンクン)を初めて見たのもキリンカップだったし、後につき合いの深まるカルロス・ビラルドさんともこの大会が初対面。そう、早大在籍中の岡田武史監督の日本代表の試合もこれで見たよ。

――そんな話も、これから聞かせてもらうことにして、まず、今回は大阪と東京での日本代表の好プレーを期待しましょう。


【了】


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